📔 日記

へんな月


擦りガラスごしに外の月が見えました。白くて小さな満月でした。擦りガラスの効果で、月のまわりへ粉々になった光の破片が、放射状に散らばっていました。それは長い間、同じ場所に止まっていました。冷たい冬の夜空にそのまま凍ってしまったようでした。実際、何時間たっても動きませんでした。外に出てみると、月だとおもっていたのは街灯の光でした。
一句ひねらなくて良かったと思いました。
← 日記一覧に戻る