📖 チラシの裏
社交の場で政治と宗教の話はするな
2026/02/14
インターネット上で人が集まる場所をのぞくと、どこでも政治の話題が多く、嫌悪感をおぼえます。嫌悪感を覚えるのは、政治と言いつつも、その中身は他者を非難したり見下しているだけの醜い感情論に過ぎないためだとおもいます。傾聴に値する意見はほとんどありません。たいして興味があるわけでもないのに、自身のコンプレックスやストレスを発散するための手段として、政治ネタで誰かに八つ当たりしているだけに見えます。
「社交の場で政治と宗教の話はするな」
とは、古今東西に共通したおしえです。しかし現代のネット上では、人目もはばからず政治ネタが飛び交っています。ネット特有の匿名性のためでしょう。匿名であれば言葉に責任を負わなくてよいからです。有名であっても、接続を切ればなかったことにできる赤の他人に対してなら、あとさきを考える必要がありません。そんな無責任な言葉にも、表現の自由は与えられているのでしょうか。
先人の言った「社交の場」に、SNSは想定されていません。SNSは公共の場でしょうか、プライベートの場でしょうか。どちらの性質もかさなった、特殊な環境のようです。新しい環境が生まれても、人間の感覚が古いままなので、いろいろな問題が起こっています。SNSとの付き合いかた、インターネットの使い方は、学校の授業の一科目にあってもいいくらい重要な社会的素養だとおもいます。
言葉を、刃物を握るような慎重さで扱えないなら、だまって先人のおしえを守るべきだとおもいます。